百人一首(黄札)と各種試験の紹介(5月25日)

先々週の国語Ⅲの時間,午前の部は,百人一首に取り組みました。午前の部では,初めての子どもたちがいるため,これまで経験したことのある普通のカルタとの違いや五七五七七の短歌の独特のリズムについて学習しました。読み手が読む札は上の句から始まりますが,取り札には下の句しか書かれていません。読み手の読み方と,取るタイミングなど,子どもたちは実際に体験しながら理解していきました。午後の部は,「日本語能力試験」・「日本漢字能力検定」「AP JAPANESE」・「SAT JAPANESE」などの試験を紹介しました。子どもたちは,試験の概要を先生から聞いた後,試験に合格した卒業生の体験談も聞きました。それぞれの試験の詳細については,インターネット上で調べることができます。「日能研」や「漢検」は,子どもたちの実力に応じて易しいレベルから挑戦できるようになっていますので,サイトを親子で見て,まず力試しの問題に取り組んでみてほしいと思います。自分の日本語力を知ることができるだけでなく,試験に合格すれば大きな自信にもなります。また,日本語学習の動機づけや目標の一つにすることもできるので,できるだけ多くの子どもたちに挑戦してほしいと願っています。