先週の国語Ⅲの時間は,本の読み聞かせを行いました。「あらしのよるに」シリーズ第6作目の「ふぶきのあした」は,当初,シリーズ最終話として書かれたお話です。前作の最後で,仲間たちから逃れ,生きて会おうと約束して川に飛び込んだガブとメイが,その後どうなっていくのかが描かれています。無事に再会を果たしたものの,2匹は吹雪の中,食べるものもなく,体力もなくなっていきます。弱りきった2匹は,お互いを大切に思うがゆえにある決断をします。子どもたちは,予想もしなかったお話の展開に驚きながらも真剣に聞き入っていました。悲しい終わり方に,表情をゆがめる子いました。このお話は,あまりの反響の大きさから,その後,続編の第7作目「まんげつのよるに」が書かれました。シリーズ最後のお話を読むのは,年が明けてからになります。2匹はこの後どうなるのか,お話がどのように終わるのか,楽しみに待っていてほしいと思います。
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