先週の国語Ⅲの時間は,「あらしのよるに」シリーズの4作目「きりのなかで」の読み聞かせをしました。嵐の夜にお互いが誰かも分からないまま出会い,友達になったオオカミのガブとヤギのメイ。4作目では,きれいな月を見せたいというガブに誘われて待ち合わせの丘にやってきたメイが,ガブの仲間のオオカミたちに狙われるという,はらはらするお話になっています。深い霧の中で,窮地に立たされるメイを必死に守ろうとするガブと,ガブを信頼しているメイが,さらに友情を深めていく様子を子どもたちは真剣に聞き入っていました。3作目までのほのぼのとした雰囲気から,少しばかり不安を感じさせられる展開に変化して,この後どうなっていくのかますます続きが気になる終わり方になっていました。次はどんなお話になるのだろうと想像している子もいて,次の読み聞かせを楽しみにしている様子が伺えました。
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